ゲームとPing値について調べてみた!
Apexなどのオンラインゲームは、いわゆるPing値が重要です。
でもPing値って何でしょうか?
今回はPing値について調べてみました。
Ping値(レイテンシ)とは
Ping値については、グーグルで”速度”と検索して、自分のインターネット速度を計測すれば”レイテンシ”の部分に【ms(ミリ_セカンド)】で表示されます。
このレイテンシは自分が打ったPingが帰ってくるまでの遅延(タイムラグ)を表しています。
このレイテンシのことを、インターネット上ではPing値とも呼んでおり、Ping値が遅いとオンラインゲームのキャラがワープしたりします。
速度とPing値はどっちが大事?
オンラインゲームで重要なのは、速度ではなく、遅延です!
オンラインゲームをする場合は最低でも下り10Mbpsは欲しいところですが、仮に速度数百Mbpsであっても、Ping値が200msとかなら、キャラがワープするでしょう。
通信速度は数十Mbpsや100Mbpsもあれば十分で、それ以上速くなったとしても体感的には分かりません。
一方のPing値は100msと10msではキャラがカクカクしたり、ワープしたりと体感的に大きな差が出て来ます。
オンラインゲームをするにあたっての理想的なPing値は概ね30msより小さい値であると言われています。
どうすれば速くなるのか?
このPing値は、通信速度が遅いと当然遅くなる一方、速度が速ければ必ず速いのか?といえばそうでもありません。
Ping値は大まかに、①速度 ②品質 ③性能によって改善されます。
速度
速度とはインターネット回線の通信速度のことです。
計測したインターネットの通信速度が1Mbpsや900Kbpsだった場合、プロバイダを変更したり、光回線にすることで速度が改善されるでしょう。
Apexなどのオンラインゲームをする場合は、最低でも10Mbpsは欲しいところです。
また、ダウンロードやアップデートを速く済ませたい場合は下り数百Mbpsは欲しいですね。
通信回線を速くすることでPing値も一定の改善が見込まれますが、すでに数十Mbpsの速度があれば大きな改善は見込まれないでしょう。
品質
品質とは、通信回線の品質です。
Ping値は応答する際にデータが欠けたりすると、データを再送するため、それだけ余分に時間がかかります。
特にwifi等の無線通信ではウェブサイトを閲覧するには全く問題ありませんが、Ping値には影響が出やすいと言われています。
無線通信は利用している環境にも左右されるので、無線→有線にすることでPing値が大きく改善される場合があります。
性能
最後の性能は使ってるパソコンの性能です。
通信回線の速度や品質を上げても、使ってるパソコンが古ければPing値が大きくなると想定されます。
ご利用のPCの処理性能が低いのであれば、対策としてゲーミングPCを購入したり、最新のパソコンを買うことで改善されるでしょう。
それでも改善しない場合は?
さて、それでも改善しない場合はどんな原因があるのでしょうか?
おそらく通信の安定性に問題があるのかもしれません。
例えば、速度測定をしたとして、瞬間的なPing値が良くとも、何回か測定して一度でもPing値が大きく出る場合は、キャラがワープするかもしれません。
インターネットの速度は、秒単位で速度やPing値が変わります。
仮に通信速度や、パソコンの性能に問題がなくとも、何度か測定した速度やPing値の結果が大きく異なっていれば、どこかに原因があります。
それは例えば、瞬間的に大量のデータを送信する人が身近にいたり、実は使っているルータやケーブルの調子が悪かったり、あるいは契約している回線事業者の装置が故障しかかっているなど多種多様です。
その場合は、遅くなる時間帯や曜日を調べたり、ケーブルやルータを交換したり、回線事業者に電話して調査してもらうことで改善するかもしれません。
いかがだったでしょうか?最近はオンラインゲームも楽しいものが増えてきました。通信回線を安定させて快適なインターネットライフを過ごしてみましょう!